かみや園+

お茶のことや日々のこと

お引越し

私はInstagramの文章が長い。

がしかし、なかなか短く出来ない。

先日友人にInstagramは長文はあまり読まれないからnoteにしたら?と提案を受けました。

noteのアカウントも2〜3何前に作ってはいたものの、このブログもあるし、さて…と思いいくつか記事を書きつつも消したりして結局全く活用しておらず。

ブログもあるしな〜と言っていたけど、note向きだと思う、と色々お薦めされ、しかしこのブログと両立するのもなかなか難しいなぁと思って、この際そのお薦めに乗っかってみて、お引越しすることにしました。

https://note.com/kamiyaenplus

雲南に来てから綴っていたhatenablog。

こちらはこちらでこれまでの軌跡もあるので残しておこうと思います。

ブログもそんなにたくさん見ている人はいないかもですが、よろしくお願いします◯

番茶も奥が深い

今年は番茶を初の薪火焙煎にしました。

三年晩茶用の薪火の釜で。

私自身があまり強焙煎が好きではないので、中焙煎くらいを狙っていましたが、浅くなってしまった。(今までのは中焙煎くらい)

がしかし、これはこれで穀物みたいな甘さがあって美味しい。

が、今まで野草番茶に使っていた番茶と比べると浅煎り…

ということで非常に悩みました。

いくつかの野草番茶はこの番茶を使いました。味は大きくは異なりませんが、やっぱりこの若干の浅さが自分的には気になり、もう一度半分は焙煎し直し、ブレンドすることに。浅煎りの甘みも残したい。美味しいから。

あーまだまだだと痛感しました。

火入れの見極めの難しさを改めて。

少しずつ精進します。

生きた言葉

数年前声を掛けて時々茶畑を手伝ってくれているKくん。

個人で林業などを生業にしている。

そんな彼の投稿がとてもよかった。向き合い続けているからこその言葉。経験に基づいた言葉というのは多くなくても届くし響くな〜と思った。

私より随分若いけど、本当に凄いなーと思う。

 

私なんてまだまだ薄っぺらだ。お茶もまだまだだし、歩みは遅くとも小さくとも確実にこつこつと、少しずつ前進していこう。

自信に繋がったはなし

下書きに入ったままになっていた記事。

少し前の話ですが、アップしときます^_^

 

先日はSunday Market CiBOでした。

今月は茶茶茶でした。

県内外からお茶屋さんが6店舗◯

一部はいつものCiBOでペアリングでお茶を楽しんでもらうをテーマに。

かみや園+はU-spiceさんのカレーとペアリング。カレーに合うお茶として、ハーブ緑茶suuhaaと句読点コラボの読書のためのお茶をお出ししました。カレーと合う〜◯ととても好評でした。

そして、10時半からは番茶の飲み比べ。

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私は野草番茶"ふ"を。写真は説明している私(笑)

 

そして二部はもう少しディープにお茶を知る時間。

かみや園+は、小さなお茶会梅醤番茶を作るワークショップをしました。

ここで、表題の自信に繋がった話になります。

今年の春、烏龍茶づくりにどハマりした私。

春は半分以上失敗。でも、すごくいいのも出来ました。ただ、酸化もしやすい茶葉になってしまいました…。

夏は、香りはいいけど苦味が強いお茶に。

そして秋。春〜夏は自分の好みも焙煎の強くないものでした。が、涼しくなってきて焙煎をしっかりかけたものが好みになってきました(烏龍茶に限らず他のお茶も)。烏龍茶もまた焙煎でまた表情が変わるお茶。焙煎の試行錯誤も始まりました。春に作ったものを少し強めに焙煎。

すると、いい感じに変化。

そうなってくると摘みたくなる性。そして実験もしたくなり、春より発酵を少し深めに、焙煎も強めにしてみました。少し紅茶寄りの風味。

その2つをお茶会でお出ししました。

すると、国産烏龍茶で美味しいと思ったことなかったけどこれ美味しい!と言ってくださる方が!

購入までしていただけて感無量。

まだまだ伸び代があると思っていて、まだそれを引き出せてないと思っているので、来年は更に向上させたい!と新たな意欲に繋がりました。

まだまだ挑戦したてで自信もなかったのですが、かなり自信に繋がりました。

来年更なる向上を目指して頑張ります!

 

お茶を飲む

さしのみ、ここのところお申し込みをちょこちょこいただいて嬉しいです◯

この前はじめましての方からお申し込みがあり、とても嬉しかったです!

最近お茶に興味が湧いたけど、茶道は敷居が高い気がする…と思っていたところさしのみを発見、興味を持っていただき、勇気を出して申し込んだとのこと。

お茶の種類も様々だし、茶器のことや、淹れる時の湯温のこと…などなど、お話。

お話を聞いて確かに最初は色々よくわからんし、難しいと思ってしまうかもしれないなと思いました。

陶器の茶器は、吸水性が高いので茶器が余分な成分や渋みを吸着して雑味のないお茶が淹れられると言われています。保温性も高いのでお茶が冷めにくいという特徴もあります。が、お茶の香りも吸着すると言われているので、お茶によって茶器を変えるのをお勧めされています。(急須を育てるなんて言い方もされます)

ガラスや磁器などのツルッとしたものは香りを吸着しないので、お茶の持つ香りや味がストレートに出ます。吸水性がないので色も付きにくい。手入れもしやすいです。

と、茶器を選ぶにも色々あります。

こだわれば、ですが、最初に手をつけようと思うとどうしたらいいんだってなりますよね。

私的には、色々言われているけど、見た目で選んでもいいんじゃないかくらいの緩い気持ちです。茶ごとに茶器を変えるなんて面倒ですよね、上記はあくまで情報として受けていただいて、実際そこまでこだわらなくてもいい(いろんなお茶淹れていい)と思っています。※あくまで個人的な意見です。

とっても便利なポット(茶器)もあり、私もそれは重宝しているので、これいいよーとおすすめしたりしています。なんならお茶パックだって全然使っていいんです!ただ、高級な茶葉はお茶パックはもったいないって思っちゃいますが…。

 

とは言え、私の好きな茶人に、丿貫という人がいます。千利休の兄弟子と云われている人ですが、彼は煮炊きも茶湯を沸かすのも同じ釜を使っていたそうです。逸話も色々ある方ですが、当時流行った高級な茶器を使うこともなく、独自の茶道を極めた方。

私も気に入った茶器がいくつかあればそれでいいと思っているし、究極淹れやすい茶器がひとつあればそれで全然いいと思っています^_^

 

さしのみや小さな茶会では、そういうお話もしますし、私のわかりうるお茶の作り方、経験を基にしたお茶の話、ただただお茶と関係のない話をする、など自由です◯

ただお茶おもしろいな〜ちょっと自分でもお茶買って淹れてみようかな、なんて思っていただけるといいなと思っています。

私もまだまだ勉強中で、淹れ方もプロではありません。なので、全然マニア的なお茶好きの方の方が色々知識豊富かと思います。

私の実家は茶問屋だったので、10時と15時は家族揃ってのお茶の時間でした。砂子原茶業組合でもそうです。別に淹れ方もそんなかしこまって淹れません。お茶を片手に茶菓子食べながら、いろんな話をする、なんでもないお茶時間。

そんな感じのことをしたくて、さしのみや小さなお茶会を企画しています。

お茶を飲む入り口になればいいな、という思いと、あとは日頃色々悩んだり愚痴ったりしたい、とか、ただなんとなくお茶飲んでみたいわって方と楽しみながらお茶を飲む。そんな感じの緩い感じでやっています。

極めたい方は、それこそ煎茶道とか、茶道とか、中国茶なら茶藝師の方に習うとか、そういうところに行くのもいいと思います。

私がやっているのは、あくまで日常のなんでもない時に飲むお茶。

作っているのも、そんな感じのお茶です。

ただ気軽に楽しんでほしい。

さしのみも女性限定(男性はよく知る友人のみ)ですが、是非お気軽にお申し込みください◯

 


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