かみや園+

お茶のことや日々のこと

これまでのこと〜砂子原〜

Instagramで砂子原のことも書きたい、と言いつつ日が経ってしまいました💦

疲れなのか朝夕と昼間の気温差なのか、どちらもか、少し体調を崩してしまい、この2日は学童もお休みして静養しています。(昨日の朝は茶を揉んだりしてましたが)

ちょうど雨予報ということもあり、ゆっくりしております。

とは言えやることは山積み…気持ちばかりが焦る日々。

 

さて表題。

改めて今までのことなど書いてみようかなと。

私は出雲の小さなお茶屋で生まれました。(農家ではなく茶問屋です)お茶はずっと身近にありつつ、全く興味もないまま大人になりました。

まさに経歴散らかし系な私。

昔から絵が好きで、高校卒業後は大阪の美術の専門学校のイラスト学科に進みました。その後古着屋とかテレアポとか、所謂フリーターというやつになりましてフラフラしていました。その後バイト先で知り合った親切なおじさまにイラストの会社を紹介していただき、そこから10年くらいは会社は転々としながらデザインの仕事を続けていました。

30すぎくらいで、デスクワークが嫌になり、あっさりデザインの仕事は辞めて、当時結婚前の旦那のいる京都に移住。タイやラオスに行ったりしました。

帰ってきてからは1年くらい無職…さすがによろしくないと思った私は某アジア雑貨屋に勤務。そこもあまり続かず、その後友人に誘われて行った使い捨て時代を考える会というNPOで槌田 劭さんと出会い(ターニングポイントその1)環境問題へと関心が移り、仕事を迷って行き着いたのがアウトドア衣料メーカーのパタゴニア

ここでは、様々な経験をさせていただきました。環境問題へのアクションや、効果的な伝え方、そしてオーガニックマーケットの定期開催。そして今までの会社と違い、どんどん自分の意見を言うこと。

そんなパタゴニアに在籍しながら、友人に誘われて奈良の自然農の茶農家さんに出会います。(ターニングポイントその2)そこでお茶のおもしろさに気づきます。

その頃京都の野草料理を伝える会にも定期的に参加していて、食べれる野草は全部お茶になるよと聞きます。料理はアク抜きとか色々あって続かなかった私ですが💦野草茶作りにハマります。

時を同じくして奈良に移住した友人が、地域で昔から作られていたというはーばん(春の番茶)を再現する、というので、耕作放棄された茶畑を借りて開墾し、地域のお年寄りに作り方を倣ってはーばん作りを始めます。

3年くらい経った頃、はーばんを商品化しようと思う、と友人。その時野草も混ぜたのも作ろう!と提案されます。

こんなに経歴散らかして、とりあえず興味あることはやってみる精神な私ですが、根底に常にある自信のなさ。自分でなにか始める、ということにいつもそれが邪魔をしていました。

やらない言い訳、できない言い訳を考えて、自分自身をも無理矢理納得させる癖。

友人はそれをよくわかっていて、今回もまた自信のなさから色々言い訳する私に、

そうやっていっつも言い訳してやらないでしょ!

と一喝。

とりあえずできる範囲でやってみようよ。

と。この友人の一言は本当に響いて、今でも言い訳が顔を出すと思い出しています。(ターニングポイントその3)

そして、はーばんと野草はーばんを商品化。

やれば、出来た…!

この経験は今までの何より衝撃的で、今までいろんなことから逃げていた私を反省すると共に、もう逃げない!と心に誓ったのでした。

 

とっても長くなりました…砂子原まで辿り着けず、次の記事に繋がります。。

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