暮らしの中の文化
またしても間が空いてしまいました…!
さて、春になり野草の季節になりました。茶刈りが始まるまで、野草にまみれる季節です。
茶畑も、雪起こし(雪でへしゃげた茶の木を起こす)、有機肥料撒き、整枝、と茶刈りに向けて準備しております^_^
神楽の練習も毎週しております。
最近clubhouseをちょこちょこ聞いたり話をしたり。お茶を作っている方々のお話も大変勉強になり聞いています◎
私が関わるお茶作り。品評会に出す、とかそういうことは昔やっていたのかもしれないけど、今はしていません。なので、こだわりのすごいお茶というわけでもありません。
山を切り開いた茶畑。そこに住む地域の方が繋いできた茶畑。地域で飲まれてきたお茶。
暮らしと共にあるお茶です。
高齢化人手不足と色々ありますが、他の農業や仕事もしながら、みなさんで作っているお茶です。
神楽も、神楽と聞くと大層ですが、やっているのは本当に普通のおっちゃん達。普通の暮らしの中で繋いできたもの。私は太鼓をやってますが、もちろん楽譜なんかもなくて、見て聞いて覚えます。舞も同じく。
能とか歌舞伎とかの伝統文化もすごいと思いますが、私は暮らしの中で育まれる文化に興味があるんだなぁと最近改めて感じています。
10時と15時にはみんなでお茶を飲んで作業する。色々日常のことを話しながら。お漬物の上手なおばちゃんが持ってきた漬物をお茶請けにしながら、お菓子食べながら。
神楽も、親父ギャグが飛び交いながら、日常の話をしながら。練習の後には酒が出てきて、飲みながら(笑)(私は運転するのでお茶)
そんな風景がとっても好き。
そんな風景を紡いで繋いでいきたいなと思います。地域の野草と、地域のお茶。
暮らしの中の神楽。
すごいものは作れませんが、楽しみながら、続けていきたいです♪
そして漬物の上手なS子さんから、筍掘りのお誘いが^_^ 漬物だけじゃなくて、野菜作りも上手だし、仕事も出来るし、ほんとスーパーおばちゃん。尊敬している人です。
そんな空気や人との関わりもお茶を通して伝えられたら。
さて、今日はお茶詰め。土曜日は醗酵文化研究所にて出店です。