かみや園+

お茶のことや日々のこと

お仕事の仕方

前記事 https://kamiyaenplus.hatenablog.com/entry/2020/03/16/092041 で、自然に沿って無理をせず…野草の在庫がなくなればないということもある、と書きましたが、

そんなんでやっていけるのか!?と思われる方もいるでしょう。

そもそもが手作業の少量生産。一体どうしているんだ、と思われるかもしれません。

 

以前も書きましたが、デザインの仕事も時々請け負ったりしているのと、実は学童のお仕事もさせていただいております。

元々がお茶一本でやらなければ!成功しなければいけない!とは思っておらず、今のスタイルになっています。(かと言って決して適当にやればいいといい加減に思っているわけではありません)

私はどのお仕事も好きです。

学童のお仕事は毎日というわけではなく、夕方からというのもあり、お茶や野草の作業も出来る環境にあり、なにより子ども達と接すること…いろんな発見があってとてもおもしろいです。

大人も子供も基本的にあまり変わらない、というのが接しててよく思うことです。もちろん、知識の量や経験の差、こなしてきた数が違うので、そういう意味では伝えるべきことはたくさんありますが、人間の根本的なところ…根っこの部分はそんなに大差ないと思っています。

私自身もまだまだなので、この子達と共に成長出来たらと思っています。

 

それぞれにいろんな発見があり、私はどの仕事も大切に日々学ばせていただいております◎

ひとつのことを極めるのもまた素晴らしい道。

現代はいろんな働き方が選択出来ます。

私は今の自分のスタンスが合っているようです。

多種多様な人がいるので、その人に合った働き方というのが色々あるのだろうなと最近思います。仕事に限らず、大人や子どもという括りに限らず、多様をおもしろがれる世の中になるときっといいですね^_^

植物も多種多様。同じ場所に生えているけど、いいバランスで成り立っているのだなと思います。

以前、虫が大発生したりひとつの植物が一気に増殖する、というのは、条件が揃っただけ、と尊敬している方(使い捨て時代を考える会・槌田先生)に教えていただいたことがあります。虫を害虫といったり、益虫といったりするのも人間の勝手。

なにかバランスが崩れているからそうなっている、という現象。そうなる条件が揃ったというそれだけのこと。(とは言え、そうなると非常に大変な思いをするのも確かです)

槌田さんは古くから有機農法を広める活動をされている方。まだまだそういった農法が知られるようになるもっと前から。今はもう80を超えてらっしゃるかと思います。この方と出会ったことが人生のターニングポイントになった話はまた別の機会に…。

また別のある方から、植物は移動するという話も聞きました。自然による自然治癒力なのでしょうか。

私には経験も知識も浅く受け売りでまだまだ知る由もありませんが、人間の身体や、人と人との関係にも当てはまるのかもしれないとよく思います。

色々なことが学びですね。キリがないのでこの辺で^_^