ZINEできました
ZINEてなに?て感じですけど、冊子です。
出雲になんともステキな本屋さんが出来たのです。その名も句読点さん。
セレクトのセンスが…素晴らしい‼️
私は刺激に飢えて(もちろん絵を学びに…という目的はありつつも)高校卒業後は都会(大阪)に出ました。
島根にはないお店、そして私のサブカル心を刺激する場所や人にもたくさん出会い、とても楽しかった。
今やあの頃とは時代も変わり、田舎でもネットで欲しいものが買えたり見れたり、便利になったものです。
が、句読点さんに行き、久々になにか心を刺激される当時の懐かしい感覚に触れました。
お茶置かないですか?の一言に、もちろん!置いていただきたいです!となったのですが、ここに置くなら、なにかおもしろいことしたいなぁと思ったのです。
それにおもしろいことしたいなぁと漠然とそして悶々と思っていたところ。
あ、冊子作ろう!
元々サブカル的なものが好きで都会へ行った少女でした。専門学校ではイラスト学科に行き、感覚の合う(美術系の学校なのでそりゃ近い感覚の人が多いですよね)友達も出来て、マニアックな単館系の映画館もあるし、おもしろいお店もたくさんあるし、
そして大阪芸大にもちょいちょい遊びに行ってて、そこで出来た友達もかなり刺激的で、今では写真家やら画家やら、バンドやら、活躍してる人もたくさんいるようななかなか濃い中におりました。
でもね、コンプレックスも凄かったんです。
だから自信がない。
活躍する友人達を横目に見ながら、自信のなさから何をどうやっていいかわからず、な青春時代を過ごしました。
そこからしばらくはデザインの仕事に従事したりしていましたが、ある時デスクワークもうしたくない病になり、旅に出たり気づけば1年くらい無職して、その後環境問題(主に食)に関心が移り、アウトドア衣料の企業、野菜の流通会社、その同時進行でお茶…
で今に至ります。
でも私の人生を変えた友人の一言があります。それがなければ今でも関西でふわふわしてたんじゃないかなと思います。
奈良で友人とお茶を作って、商品化しよう、となった時に、いつもの自信のなさが現れ、私は出来ないと言ってしまったのです。
お豆ちゃんさ〜、いっつもそうやって色々言い訳してやらないでしょ。
ハッとなりました。
薄々自分でもわかっていたその癖。出来ない言い訳を考える癖。
別に大きくなくてもやれるペースでやってみようよ、と言われて、やってみた。
そしたら、出来た。
なんだぁ、やればよかったんだ、なんでも、やってみたらよかったんだ…
目から鱗もだけど、若い時にほんとくだらんこと(自信がない)でうじうじして、もっといろんなことが出来ていたかもしれない…と後悔したのでした。
とは言え、ここからここから、というわけで今に至っています。
最初からなんか凄いことしなきゃいけない完璧にしなきゃいけない、みたいな気持ちがあったんですよね。
今はもちろんお茶一本でやっているわけではなく、バイトもしながらです。というよりどっちが本業?というくらいの規模です(^_^;)
でも自分のペースでちまちまとやっている現状、楽しいです。継続すること、が今は目標。
デザインの仕事も当時はとりあえず出来ることだからやってる、という感覚で情熱を持って、とは違う感覚。
でも、今パッケージを自分で作れたり、時々チラシのお仕事も頂いたり、やってきたことは何一つ無駄ではなく、繋がるんだなということも実感しています。
と、話が逸れました。
ずっと私の根底にくすぶるサブカル的心。
やっぱりイラストやりたいって気持ち。自分がおもしろいと思うことをやってみたい気持ち。
句読点さんに行って、それらがバーっと表に出てくる感じがしました。
まずはその一歩で冊子(ZINE)を作ってみました。すごく、楽しかった。
定期的にやっていくつもりです。
句読点さんでお茶を購入された方のみに渡される冊子です。
規模は小さくてもわくわくしました。
ちょっとずつ、このわくわくすること、やっていきたいなと思います。
ほんとステキな本屋さんなので、是非寄ってみてください^_^
句読点さんには野草番茶"ふ"、"よ"と柚子煎茶を置いてもらっています。