オリジナル番茶
最近野草は少しお休み(採取は行っていますが新しいブレンドの開発など…)。
お茶の試作にハマっています。
新芽は萎凋時間や発酵具合、色々試しています。
番茶も色々な製法があり、この前刈った茶葉で実験してみました。
飲めないことはないけど、香りがよくない。
…過発酵してしまいました。過発酵の蒸れ臭に繋がってしまった模様。
新芽を使ったものも、番茶も釜炒りで作ります。番茶も鳥取に残っている製法があり、また学ぶ予定です。が、その前に自分でも色々実験しております。
学んだものと、更に発展させてオリジナルなものが作れるといいなと思い。これも小さいから出来ることかもですね。
実験していると、お茶の様々な可能性に気付かされとても面白いです。
多分今あるお茶の数々(特に中国や台湾等、そして日本では家庭用で作られていた主に番茶の類)も先人たちが色々やってみた結果なんだろうなと巡らせてみたり。
先日奈良の友人のところで飲んだ台湾茶がとても面白かったです。ン十年もののプーアール茶。正直匂いは古い家のような臭い…でいい香りとは言い難いものでしたが、何煎も出るし、渋みもなく飲みやすい!そしてお腹からポカポカしてきて温かくなる!なんと言ってももう茶葉が石のように硬く何度お湯を注いでも全く開かない(笑)!すごいお茶でした。みかんの皮の中でみかんの皮と共に発酵させたプーアール茶も頂きました。酸味と発酵したみかんの香り…これは私は苦手でしたが、お茶というより薬という感じ。これも身体が熱くなりました。
なんだかすごく貴重なものを戴きましたが、お茶ってなんかもうフリーダムというか、いろんな発想でいろんなものが出来るという奥深さを再発見しました。
本当に面白い!
色々やってみたいけど、また明日から雨のようです…。
商品化に結びつくつかないは正直わかりませんが、しばらくいろんなお茶や番茶作りをやってみます◎